こんにちは、ききょうです。
2023年6月30日でスクスタがサービス終了しましたね。触れたのは少しの間でしたが、感じたことを書き留めたいと思ったので、今回もキーボードという名の筆を執ってます。
というわけで、今回はスクスタとしずくちゃんについて書いていこうと思います。
スクスタの出会いから、メインストーリーとキズナエピソードから見た、しずくちゃんの考察的なことと、好きなところ等を話していこうと思います。よろしくお願いします。
スクスタについて
まずはスクスタに触れたきっかけから話しますね。 自分は虹ヶ咲はアニメから入ったからその世界線で生きていたかったのと、2ndシーズンの噂から、推しのしずくちゃんが敵の立場になると思うと耐えられないだろう。というのもあって、スクスタはずっと食わず嫌いしていました。サ終のお知らせが発表され、2ndシーズンまでストーリーが無料公開されたのと、周りの虹ヶ咲オタクの皆さんから、絶対見てくれと背中を押してくれたのがきっかけで、スクスタのストーリーに触れ始めました。
1stから6thシーズンまで全部読んだ時、僕はなぜもっと早くスクスタに触れなかったんだろうと悔することになりました。
以上が僕のスクスタとの出会いです。
しずくちゃんの考察
次にしずくちゃんの考察をしていきます。
完全に主観なので悪しからず。
まずは、しずくちゃんの夢と行動原理についてのお話をします。
しずくちゃんの肩書きは『演技派系スクールアイドル』で将来の夢は女優。演技に活かすためにスクールアイドルを始めたことは皆さんご存知の通りだと思います。
しずくちゃんにとって、スクールアイドルは
ある意味、夢の道の途中の事象の1つなのかなと思いますね。
そして、ここからはしずくちゃんの『夢』にフォーカスをして話をしたいと思います。
ここで21章の話を出します。
しずくちゃんが部に移籍した理由は、自分の表現力を向上させるため。そして、部は同好会と比べて施設面などの環境が整っており、そこでなら自分の表現力を向上できると考えたのでしょう。
しかし、正直いって、ここのしずくちゃんのムーブは、同好会も部も出禁レベルでとんでもないことしてるなと思いました笑
自分の目的が果たせたとはいえ、現実的に考えると、他人を巻き込みすぎたのと、言葉と会話が足りなさすぎて、部も同好会のメンバーからしても行動を見て『本心が掴めない』と思うだろうとは思いました。しかも、技術面だけしっかりと盗んでいるのが尚更策士すぎるこの子。
ポジティブに考えると、しずくちゃんは、
自分の夢や目的のためなら後先考えず、手段を選ばずどんなことでもする子だと思いました。
ここからは、5thシーズンの国際交流学科で学ぶ理由にスポットを当てます。
・外国の書物を原書で読めるようになるために、語学力を高めたい
・色んな文化や価値観を知りたい
→ これらをお芝居に生かしたい。
高校1年生がここまで自分のキャリアを真剣に考えて、しかも世界に羽ばたきたい気持ちがある。 なんて素晴らしいことでしょう。
自分のやりたいことのためなら、とことん突き詰める、探究心がある子だと思いました。
しずくちゃんのスクールアイドル観
次に、しずくちゃんのスクールアイドル観についてお話をしていきますね。
その前に、しずくちゃんの演技に対する考え方から理解する必要があります。
ストーリーでもキズナエピソードでも、演じる人物になって、その人の人生を生きること、それが楽しいから演技を続けているということが語られています。
しかし、あなたちゃんからの、演じているしずくちゃんではなく、しずくちゃんそのものがみたいと言われ、『自分自身のことについてはあまり考えたことがなかった』『自分らしさとはなにか、みんなはどのようにスクールアイドルをしているのか』と悩んでしまいます。
迷ったしずくちゃんは、同好会のメンバーの真似をすることで、一緒に答えを探そうとしました。中でもかすみちゃんのモノマネがめちゃくちゃかわいいです!また、当初は難しいと感じていた果林さんのモノマネも出来るようになったみたいですが、それは披露されず…(めちゃくちゃ見たかった)
そして、みんなの真似をすることにより、
『私には演じることしかできない』という答えに辿り着きます。それは、メインストーリーの中でも言及されており、揺るぎない信念になっていることが伺えます。
しずくちゃんが語っていたこと、そしてオードリーの歌詞にもある『自分らしさっていったいなんなんだろう』これについては、スクスタ、アニメそれぞれの世界線のしずくちゃんも、自分自身を見せる、自分を見つめ直すことへの悩みは共通しているため、どちらにも突き刺さる言葉だと思っています。そこで、しずくちゃんの生き方の1つのテーマとして『自分探し』があるのではないかなと思いました。
しずくちゃんが出した結論
自分の目指すスクールアイドル像として、しずくちゃんが出した答えは、ノートに自分の目指す理想を書き、その子になりきるというもの。
そして、その子に近づけるように自分も成長していきたいと話しています。
ここで『演じる』と『なりきる』の意味の違いについてお話したいと思います。
演じる(演ずる)→ ① 劇・映画・舞踏などを行う。また、その中である役をつとめる。
②人目につくようなことをする。
なりきる→ すっかりそのものになる。
(どちらも広辞苑より)
1つの役として捉えていたものから、役を飛び越えてそのものになると考えると、しずくちゃんは成長していることがわかります。
しかも、演じる人物そのものになって、その人生を生きるということを目指したいと話しています。しずくちゃんの中で、答えは既に出ていて、達成されていたんですね。
しずくちゃんの物語って、答え合わせの過程を一緒に確かめていき、本人がその過程に気づけるようにあなたちゃんがサポートする。
それを探していく物語だと思いました。
そして、ステージ上のしずくちゃんは
その理想の子になりきって歌を歌っている。
これはつまり、立っているしずくちゃんは
『桜坂しずくであって、桜坂しずくではない』
と僕は思っています。
この複雑な考えの難しさが、しずくちゃんの1つの魅力であるんじゃないかと思います。
しかし、しずくちゃんが生み出す理想とする子の数だけ、その数通りの人生があります。
そして、しずくちゃんはそれら全部になりきり、ステージで皆さんとその時間や世界を共有します。
何にでもなれるということはしずくちゃんとしずくちゃんが生み出す世界には『無限の可能性』があると考えます。
そう、これはA・ZU・NAの『DreamLand!Dreamworld!』の歌詞の『思い描けばどんな 自分にでもなれる 一緒にしてみよう七変化』
なんですよね。しずくちゃんがA・ZU・NAにいる理由も証明出来てしまった。
そして、あなたちゃんもしずくちゃんのキャラクターの一人です。しずくちゃん本人と理想のキャラクターとあなた、3人が1つとなって、しずくちゃんのステージと人生が構成されているんですね。それにしても♡があざとすぎます。
スクスタから見るしずくちゃんと同好会や交友関係
ここからはしずくちゃんとって同好会とはどんな場所か、そして、同好会での交友関係について話していきます。
キズナエピソード20話で、しずくちゃんは劇の中で同好会について、
『それぞれが表現したいことや進みたい道をまっすぐに求める場所』『周りを見渡せば、目指す先は違うけれど、同じように自分の先を望む仲間達がいる 』『隣には支えてくれる存在がいる、そんな世界で自分の世界を作りたい』
と話しています。
ところで、上の1番左の影の子なんですけど、
どことなく中須かすみさんに似ている気がするんですよね。
しずくちゃんと同好会や交友関係を語る上で、彼女の存在は必要不可欠です。
・同好会で初めて話した相手
・一緒に昼飯を食べる仲
そしてなんといっても、同好会の中では1番意識している相手であること。
21章でも、自分に足りないものが何かわからなくなったこと、そして、同好会に戻るきっかけを与えたのは、かすみのパフォーマンスを見たからでした。
その後も、変わっていかないと、置いて行かれちゃう。と話しており、1番気にかけている存在であることがわかります。また、先述したモノマネのシーンでも、最初に披露したのはかすみのモノマネでした。
この2つからもかすみに対する信頼やしずくちゃんの中での影響力は計り知れないものになっています。
そして、キズナエピソードの中で、しずくちゃんは、厳しい性格の浪士隊隊長の役を演じるために、栞子ちゃんを参考にしてキャラを固めようとしました。
みんなに心配されながらも舞台は成功し、1年生のみんなは喜んでいました。
1年生との関係性は、3rdシーズンで一緒にヨガ
に挑戦したことや、ファミレスに行った時にオリジナルドリンクバーを作っていたりなど、仲のいい関係のようです。(ドリンクは実際にあなたちゃんに振舞っています)
このドリンク、何混ぜてるか詳細が知りたい…
・演劇部部長との関係
もう1つ外せないのは演劇部部長との関係でしょう。
部長の凄さをこんな恍惚とした表情で語っています。また、部長の方も、浪士隊隊長の役をしずくちゃんに似ているからと、主役に抜擢したり、しずくちゃんのスクールアイドルとしての姿を見て、『自分のためと人のために演じること』を両立できるしずくちゃんを尊敬しており、両者はお互い尊敬しあえる関係となっています。
というわけで、同好会と交友関係の話は終わり。
しずくちゃんの好きなところ
はい、ここからメインイベントです。
スクスタ内でのしずくちゃんの好きなところやかわいいところについて語っていきます。
・端正な顔立ちと大人な雰囲気
めちゃくちゃ安直ですが、やっぱり大人びた雰囲気と顔の良さはやっぱり外せません。
本当に高校1年生ですかあなた。
・人間味があり、行動力があるところ
1つは、部に移籍する時の話、あなたちゃんだけに打ち明けて、他のメンバーには理由なども伝えず、移籍すると話したこと。しかも、タイミング的にこれから同好会も頑張っていこうという矢先での行動で、状況が最悪過ぎました。
もう1つは、演劇部部長の一人芝居をもっと他の人にも見てもらいたいと思い、フライヤーを作成したしずくちゃん。しかし、効果が出て観客も増えたが、部長は芝居をやめてしまい、それを自分のせいだと思い、責任を感じてしまったしずくちゃん。
この2つから、周りのことをあまり考えずに行動してしまうことがあり、他人を困らせる、あるいは、自分のことを責めてしまうことがわかります。
また、これはあくまで自分の考えというかある意味妄想でしかないんですけど、キズナエピソード2話でしずくちゃんの幼少期のおままごとのお話がありますが、設定が凝りすぎて遊んでくれなくなったこと。そこから友達と関わる事が難しくなって、あまり他人とコミュニケーションを取らなくなってしまったのではないかなと思ってます。だからこそ、焦りも含めてですが、移籍のタイミングの話などの善し悪しがわからなくてああなってしまったんじゃないかなと思いました。
しかし、自分がやりたいと思えることに対して、すぐに実行することは素晴らしいことであり、やはり好きに対する気持ちに関する軸は強いものを持っていると思います。
・子供っぽいところ
さっきはちょっとネガティブな話になってしまったので、ここからはかわいさを褒めちぎっていきたいと思います。
大人びた雰囲気の割に子供っぽいところがしずくちゃんは多くあります。
子供っぽいところ① 味覚がクソガキ
揚げ物とかに興味示すのが本当にかわいすぎて好きです。しかも選べないって言ってるが尚更
普段のお昼はお弁当みたいですけど、しずくママにコロッケ入れてほしいだとかいつもねだってるんですかね?かわいいなぁ。
あとは、辛いもの得意な点も意外性があって好きです。
子供っぽいところ② 歯医者が嫌い
親知らずを抜くことになったしずくちゃん
歯医者さんの機械の音が苦手なようです。
個人的には文章だけみると『グリグリされたり、口の中でするなんて』って言葉がちょっとえっっっだと思いました。すいません。
しかも、行く時にあなたちゃんも付いて行っているのがほんとにママと子供みたいですごい愛おしくなります。腫れてる顔を見られたくないけど、あなたちゃんにそれでもかわいい後輩と言われると嬉しくなるのも可愛すぎる。無事に終わって良かったね。
・球技が苦手
ご存知の通り、しずくちゃんは球技が苦手であり、バレーボールの練習では思い切り顔面レシーブしてました。このくだりはアニメ2期10話でも踏襲されてますね笑 なお、球技以外の運動はできるようなので、その力を早くみたいところではありますね。
・地元が好き?
3rdシーズンの時の学食を学校紹介パンフレットに載せる回の回想で、しずくちゃんがお弁当を忘れて、かすみんと初めて学食を食べようとした時に、猛烈に釜揚げシラス丼定食をプッシュしていました。
鎌倉や江ノ島を一度でも訪れた方ならわかると思うんですけど、ポスターやお店のメニューで至る所にシラス丼がおすすめされていますよね。初めて食べる学食で色々不安だったからかとりあえず地元でよく見るし安心感があるからしずくちゃんはこのメニューを選んだんじゃないかなと僕は思いました。
・あなたちゃん(先輩)に対して一途
あなたちゃんに対する慕い方が大好きです。
劇での告白のシーンをあなたちゃんを練習相手として行った時は、演劇部の部員相手よりも頭が真っ白になってやりにくくなっていました。
好きな童話作家のお渡し回の練習でも、あなたちゃんを意識しすぎて何も言えなくなってしまっていました。素で手が暖かいなんて言っているのが愛おしくてたまりません。
しずくちゃんに拭かれたペットボトルのしずくを指でもてあそびたいですね!
jΣミイ˶º ᴗº˶リ『違うスクールアイドルに浮気しないでください💢』
他には、浪士の演者から素に戻る時に甘えるしずくちゃんや、横浜デートのしずく姫の所も好きです。しずくちゃんは私が守るんだ…
そして、しずくちゃんのキズナエピソードで欠かせないのはやはりデート回!
全く予定通りにいかず、泣いちゃうしずくちゃんがかわいすぎて庇護欲を刺激させます。
しかし、2回目のデートではしっかりとリカバリーを効かせています。成長してるね。
それにしても、この運の悪さは一体どういうことなんでしょうかね… 神様のいたずら…
そして最終話最後のシーン、もう告白ですね
結婚しよう しずく…!
もうほんとにあなたちゃんが大好きなんだなということが伝わるのと、最後がロマンチックすぎて、さすがは演劇好きなヒロインだと思いました。そこから先の第2章は、女優の夢を叶える話なのか、それともあなたとの結婚生活の話なのか… これからのしずくちゃんのワクワク叶えるストーリーが楽しみです!
最後に
最後に、スクスタに触れたことにより、しずくちゃんだけに限らず、どの子に対しても新たな魅力を発見することが出来ました。また、アニメ2期と4thライブ関しての見方が変わったことが大きかったですね。ストーリーの要素のまとめ方が上手だなと思いました。
また、キズナエピソードに触れたことにより、特にオードリーとやがてひとつの物語に関しては、触れる前とはまた違った気持ちで曲を聴くようになりました。
ちなみに、しずくちゃん以外でキズナエピソードまで触れたのは時間の都合もあり、せつ菜ちゃんと歩夢ちゃんの2人だけでしたが、特に、2nd楽曲に対する重みが増しました。
スクスタでの物語は終わってしまいましたが、OVAや劇場三部作で虹ヶ咲としてはまだまだこれからも続いていきます。
ですが、ゲームの中で『あなた』として触れることができないことがたまらなく寂しいです。
この気持ちは実際に触れないと生まれなかった、逆に言えば、触れたからこそ生まれた気持ちでしょう。寂しさはあれど『触れてよかった』と思えた感謝の気持ちの方が大きいです。
ストーリーを読んだことと、にじたび福岡での思い出から永遠の一瞬がめちゃくちゃ好きになってしまって、またこの歌詞を擦ってしまうんですが、『ありがとう 出逢ってくれて』とスクスタの世界線のしずくちゃんも思ってくれてるといいなと思います。
この記事を読んでいる皆さんも、プレイしていた長さはそれぞれ違うと思いますが、皆さんの記憶や遊んだ時間、思い出は心の中に永遠に残り続け、キャラのみんなも生き続けると思います。 僕らは永遠に『あなた』であり、僕はずっとしずくちゃんとしての『あなた・先輩』でいようと思います。
今回はこれで締めさせていただきます。
ありがとうございました!